デッカイ声で主張したいこと
めぐみさんの
"スローライフしながらRICH"を読ませてもらって思ったことがある。
じぶんは「ヤマトンチュ」か「シマンチュ」かって話だ。
オレは現在日本から見ると地球のほぼ裏側に住んでいるのだけども、
日本にいた頃は自分の事を「オレって日本人なんだ」なんて意識した事なかった。
それが外国に住んで、毎日いろんな国から来た人たちに囲まれて暮らしていると
自分のアイデンティティーってゆーか、ルーツってゆーか、
大切な両親や祖父母や、さらに何世代も前の先祖から受け継いだ
”自分の体の中を流れる血”
みたいなモノをすっごく意識する。
「ナニジン??」って聞かれたら、「オレはニッポン人だああああ〜〜〜〜!!!」
って意味もなく、理由もなく、でも
思いっきり胸はって主張したくなる。
別に日本人が他の民族より優れてる、なんて思ってるわけではないですよ、けっして。
実際に日本人は他の国の人たちに対して悪い事もいっぱいしてきてる。
それは全国民が一億二千万の言葉で謝っても償いきれないことかもしれない。
でもね、そんな過去も全部ひっくるめて、全部受け入れて、
それでもオレは自分の”血”を誇りに思う。
琉球の文化には惹かれるし、いつかシマンチュのように暮らしてみたいとは思う。
でもそのために自分のルーツやアイデンティティを捨てたいとは思わないし、
捨てられないよね、きっと。
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